恥を忍んで失敗した投資経験をさらしてみた
皆さん、ご機嫌いかがですか。
おたんこです。
今回は、おたんこがやらかした投資に関して綴っていきたいと思います。
おたんこが投資でやらかした失敗談を書けば、広辞苑ぐらいの厚さでは足りないほどですが、今回は、特に極めつけのやらかしを取り上げてみたいと思います。
その1:イーバンク・ヘッジファンドe501
とにかく、この「イーバンク・ヘッジファンドe501(以下、e501)」にはやられた(言い過ぎかもしれませんが、当時のbabyちゃんレベルのおたんこにしてみれば、心底こう思った)と言いたいです。
おたんこの記憶に間違いがなければ、このe501は2005年に当時のイーバンク銀行(今の楽天銀行)から販売されました。
この当時、確かヘッジファンドがもてはやされていて、その中でこのe501が突如として現れました。
ヘッジファンドに投資するには個人ではとてもじゃないが払えない額が必要なのですが、このe501は小口化して個人にも手が届く額で販売され、当時としては画期的であったように記憶しております。
素人のおたんこは何を勘違いしたのか、このe501を買えば結構儲かるのではないかと飛びついてしまい、1口だけ購入しました(今にして思えば、1口しか購入しなかったのは不幸中の幸いでした)。
その結果どうなったかというと、確か、販売開始から30~40%程度下げてから、繰り上げ償還という、最悪な結果となりました。
当時のおたんこは、e501が謳う「元本120%償還保証付の債券を主として…」というフレーズを誤解して、「まあ、少し下がったぐらいで償還されるだろう」と極度に楽観視してしまい、戻った額を見て、あんぐり…。
その2:ソーテック株
その昔、パソコンメーカーのソーテックという会社があり、おたんこはこのソーテック株を数百万円分、購入しました。
今となっては、なぜこんな株(失礼)を購入したのか、自分でも謎なのですが、1単元の購入単価が安かったのと、値が動きやすかった(決してスキャルピングみたいな感じで投資していたわけではないのですが)のが購入理由だと思います、たぶん…。
その後、このソーテック株はどうなったかというと、オンキヨーから公開買い付けされ(しかも、市場取引価格よりも安い値で。こんなことがあるのかと当時びっくりしました)、そのオンキヨー自身も業績が安定せず、結局おたんこは購入した価格よりも数十%も安い値で泣く泣く損切りしました。
これらの失敗から得た教訓
どうしておたんこがこのようなやらかしをしたかというと、ズバリ、「大して知りもしないのに、良く調べもしなかった」この一言に尽きます。
e501に関して言えば、ヘッジファンドで有名な「マン・インベストメンツ」や「元本120%償還保証」といったフレーズに踊らされて、実際はどのようなスキームを使って運用するのかとか、リスク・デメリットは何かということを全く理解していなかったでしたし、理解しようともしませんでした。
ソーテック株に関しても、日本の製造業は、もう昔と違い、他の労働力の安いアジアの国々との競争にさらされ、非常にうまくやらなければ利益を上げることが難しくなっているという現実に目を向けることもしませんでした(もちろん、うまくやっている企業もありますが、ソーテックはそうではありませんでした)。
そのためおたんこは、投資しようとする企業のみならず、その企業が属している業界が今後どのように推移していくかにも注視するようになりました。
この点において、配当目当てでJT株を好んで買う方もおられますが、おたんこは長期スパンでは買いたいとは思いません。
某ミスター曰く、「失敗は成功のマザー」ですが、今ではここまで酷い失敗はしないようになっています、今のところ…(もっとも、ここまでには至らない失敗でしたらいくらでもあります)。
皆様方の毎日が楽しいものでありますように。
おたんこ